イタリア土産の生ハム[2018年5月6日]

ゴールデンウィーク最終日の今日は生ハムを食べる会。スクーターショップをやっている友達とワインを飲みながら喰らう。生ハムはイタリアに旅行に行っていた後輩がお土産にくれたのを、今日の為に残しておいたもの。とにかく美味い。こんな美味しい生ハム食べると本気でイタリアに行ってみたくなるなぁ。
友達に現在のヴェスパやランブレッタの車体料金事情を聞いて、その高騰具合に驚く。それはちょっと若い人には買えないかもな。余裕ができたらランブレッタも乗ってみたいと思っていたが……。

「藤田嗣治 本のしごと──文字を装う絵の世界」へ

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今日(5月5日)は目黒美術館の「藤田嗣治 本のしごと──文字を装う絵の世界」へ。コンパクトな展示を想像していたけど、かなり充実している内容で驚く。日本や、藤田が留学していたフランスなどで刊行された、藤田が関わった本がもうそれはたくさん展示してあって、戦前の日本で手がけた雑誌の表紙絵(「ホーム・ライフ」)や、岡本かの子の『わが最終歌集』といった装幀本なんかは持っていたりするけれども、洋書はさすがに一冊も持っておらず眼福でした。本好きにはたまらない内容なのでこれは色々な人に薦めることになりそう。また、本だけでなく、絵葉書もかなりの枚数展示してあって、これらがとてもよい感じ。画家の絵葉書というのはなんとまぁ魅力的なんだろうと。きっと小村雪岱の絵葉書なんかもたくさんあるのだろうけど、こうしてまとまって収蔵、もしくは記録されていないのが残念だなぁと。(ちなみに雪岱の絵葉書は学生時代の同級生宛の絵葉書を一枚だけ持っています。)

一時間ぐらいで見終わるかと考えていたけれども、展示品の本や絵葉書などがかなり点数なので、絵葉書などを熟読するなら、最低でも三時間ぐらい必要じゃないだろうか。館員の方に聞いたところ、この展覧会自体は巡回するけれども、その館ごとに展示内容が少し変わるらしく、絵葉書などはこの美術館のみの展示?らしいので、せっかく実物を見れるのなら気合いを入れて現場で読みたいじゃないか! そして図録もとても充実!購入した図録を読み込んで、藤田のビブリオ世界を改めて堪能する予定です。

ちなみに東京都庭園美術館で開催中の「鹿島茂コレクション フランス絵本の世界」も見たかったけれども、藤田の展覧会が想像以上に時間をかけることになったので日を改めることに。こちらでは同時開催中の「旧朝香宮邸物語」の建物公開が写真撮影OKなので、それも結構楽しみにしている。それとここはカフェに行くのも楽しみなところ。美術館や記念館のカフェはちょっとお高くても寄っていきたいところが多い。あと目黒に来た時の楽しみの喫茶店は残念ながら本日お休み。これは次回再訪したときに寄ることにしよう。「ウエスト」がなくなってしまったのは残念だなぁ。


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美術館の手前の目黒川を橋の上から。

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目黒は高低差があるので急な階段が多くて楽しいです。雑司が谷や目白もこんな感じだなと。

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帰りにいつも寄っている喫茶店に向かうも今日はお休みだったようで、「維新」というお店でラーメンを食べてから帰宅。澄んだスープがとても美味しい。連休中だからわからないけれどもすんなり入れたけれども、券売機に書かれている説明を読むと行列の仕方が書いてあったので平日は結構な人気なのかもしれない。