日録9月13日(金)

金曜日なので朝から神保町へ。開場したばかりの古書会館地下へ降りる。今日の古書即売会は趣味の古書展。
目的の古書店の棚は相変わらずの大盛況だ。資料として集めている雑誌などを十数冊ほど購入したので宅急便で送ってもらう。持ちかえることも考えたけれども、疲れて仕事ができなくなってもね……。

会場を出て打ち合わせを済ませてから事務所へ戻って仕事へ。
届いていたメールを見たら、見本があがってきたとのこと。
寄って受け取ってくればよかった。

ベイスターズの試合は無かった。

明日から世の中は三連休。茅ヶ崎へ戻る月曜日を除いて仕事の予定。

『活字の世紀 白井赫太郎と精興社の百年』

創立100周年を迎えた精興社の記念出版である田澤拓也『活字の世紀 白井赫太郎と精興社の百年』を頂いた。
装幀は精興社出身の装幀家、桂川潤氏。カバーの紙はリ・シマメ、それにタイトルはつや消しの金箔。カバー表の三島正氏による写真は、精興社書体がおさまった活字ケースが収納されたケース架(ウマ)。落ち着いた、とても品のある装幀。カバー裏はどうも奥付の組み版のように見えるけれども、じっと見てみたが残念ながら読めず。
100周年を社史という形にこだわらず、小説という形で区切りをつけるのも面白い。
あとがきで紹介されている精興社の本のうち『白井赫太郎の思い出』『山田一雄の思い出』『白井倉之助の思い出』『青木勇の思い出』は持っているが(精興社に興味を持って関連書を探して読んでいた時期があるので)、『白井イチ 思い出の記』は知らなかった。いつか手にとってみたい。

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