2023年3月17日(金)趣味展

空は曇り。8時30分には家をあとに神保町に向かう。本日の東京古書会館は趣味展。意外にも列びの人数がぐろりや展よりも少ない。なにがあったのか。『北園克衛1920年代実験小説集成 20′s』(幻戯書房)の編者の加藤仁さんと朝イチの会場で久しぶりに会う。会場では小村雪岱の資料は見つけられなかったが、端がポロポロではあるけれども平民新聞の1号から75号までの揃い(欠あり)を扶桑書房さんの棚で確保!この新聞、明治時代の若き竹久夢二が〈コマ絵〉を多数寄せている貴重なもの。うきうきしながら一人で昼食の丸香へ。

昼食後に再び会場の棚をチェックしていたら恩地孝四郎や泉鏡花関係の本を発見、手元に。扶桑書房の東原さんとすこしお話し。まだまだ即売展続けて欲しいところですが、そろそろ80歳を迎えることを知っているとお願いしにくい。会計後、ドトールでコーヒーを飲んでいたら盛林堂の小野さんが坂をくだってきたので雑談。小野さんの働きっぷりにはただただ感心する。午後は仕事。